
家でできる“ゆる運動”習慣TOP10
「運動しなきゃ」と思うほど、ハードルが上がって動けなくなることは珍しくありません。だからこそ、家の中で“ゆるく”できる運動習慣は強い味方です。短時間・省スペース・着替え不要の形にしておくと、忙しい日でもゼロになりにくく、結果的に体が整いやすくなります。ここでは運動が得意ではない人でも取り入れやすい「家でできる“ゆる運動”」をTOP10で紹介します。最後に、目的別・続けやすさ別に選べる早見表も用意しました。
“ゆる運動”が続きやすい理由
ゆる運動は、頑張りすぎないからこそ続きます。「強度」ではなく「継続」を優先できるため、生活に馴染みやすいのが特徴です。
続く人がやっているシンプルな設計
- 1〜5分で終わる(短いほど毎日やりやすい)
- やるタイミングを固定する(歯磨き後、入浴前など)
- “最小メニュー”を決めてゼロ回避する
- 疲れた日は回数を減らしてもOKにする
- 結果を急がず「体のリズム」を整える感覚で続ける
この設計があるだけで、運動が「気合い」から「日常動作」に変わっていきます。
家でできる“ゆる運動”習慣TOP10
ここからはTOP10を紹介します。全部やる必要はありません。まずは「これならできそう」を1つ選び、最小メニューで始めるのがコツです。
TOP1:その場足踏み(1分)
最も始めやすく、ゼロ回避にも強い王道です。テレビの前でも、キッチンでもできます。
- 足踏み60秒(腕も軽く振る)
- 余裕があれば90秒〜2分に延長
- 疲れている日は30秒でもOK
TOP2:かかと上げ(20回)
ふくらはぎを使う動きは、体が温まりやすく、立ち作業の合間に入れやすいのが魅力です。
- かかと上げ20回(ゆっくり)
- 慣れたら朝・昼・夜の3回に分ける
- 手すりや壁に触れて安定して行う
TOP3:肩甲骨ほぐし(10回)
肩や背中まわりが固いと、姿勢が崩れて疲れやすくなりがちです。短いほぐしで体の感覚が変わりやすい動きです。
- 肩を後ろに大きく回す:10回
- 肘を引いて肩甲骨を寄せる:10回
- 呼吸は止めずにゆっくり
TOP4:股関節ゆらし(左右30秒)
股関節が硬いと、歩く・立つ・座るが全部しんどくなりやすいです。ゆらすだけでも軽くなりやすいので、運動が苦手な人に向きます。
- 足を肩幅にして、左右へ体重移動:30秒
- 次に前後へ小さく体重移動:30秒
- 痛みが出るほど大きく動かさない
TOP5:壁スクワット(5〜10回)
「スクワットが苦手」な人ほど、壁を使うと続きやすくなります。フォームが安定し、心理的な負担も減ります。
- 壁に背中を軽く当てて、浅めに5回
- 余裕があれば10回
- 膝が痛い日は回数を減らすか中止する
TOP6:椅子から立つ・座る(10回)
日常動作に近いので、運動感が少なく続けやすいです。太ももやお尻を使う感覚が作れます。
- 椅子から立つ→座る:10回(反動は少なめ)
- 慣れたら、ゆっくり動作にする
- 座る前に「ドスン」と落ちないように注意
TOP7:その場もも上げ(左右20回)
足踏みより少しだけ運動感を足したい人向けです。テンポは速くなくてOKです。
- もも上げ左右20回(合計20回でもOK)
- 背すじを伸ばして、呼吸を止めない
- きつい日は足踏みへ切り替えてOK
TOP8:ゆるプランク(10〜20秒)
腹筋が苦手でも、短時間の体幹は取り入れやすいです。フォームを優先して、時間は短く設定します。
- 10秒だけやる(まずはこれで十分)
- 余裕があれば15秒、20秒へ
- 腰が反りやすい人は膝つきでもOK
TOP9:寝る前ストレッチ(2分)
夜のストレッチは「続く」だけでなく「気持ちが落ち着く」方向に寄りやすいのが強みです。運動の習慣化が苦手な人ほど、夜の短い習慣は向きます。
- 前もも伸ばし:左右20秒ずつ
- 背中を丸めて深呼吸:3回
- 首・肩を軽く回す:10回
TOP10:家の中“往復ウォーク”(3分)
外に出る気力がない日でも、「家の中で歩く」は実行しやすいです。意外と続く定番です。
- 廊下や部屋を往復して3分歩く
- スマホは置いて、姿勢を意識する
- 余裕があれば最後に足踏み30秒追加
目的別に選べる早見表(表・レスポンシブ対応)
「何を選べばいいか迷う」という人向けに、目的と続けやすさで整理しました。スマホは横スクロールで見られます。
| 習慣 | おすすめ目的 | 目安時間 | 強度 | 続けやすさ | 最小メニュー(ゼロ回避) | おすすめタイミング |
|---|---|---|---|---|---|---|
| その場足踏み | 習慣化、代謝のスイッチ | 1〜2分 | 低 | 非常に高い | 30秒 | 起床後、家事前 |
| かかと上げ | 温まり、むくみ対策 | 30秒〜1分 | 低 | 非常に高い | 10回 | 歯磨き中、待ち時間 |
| 肩甲骨ほぐし | 姿勢、肩こり対策 | 1〜3分 | 低 | 高い | 肩回し5回 | デスク作業の合間 |
| 股関節ゆらし | 下半身の軽さ、柔軟 | 1〜2分 | 低 | 高い | 左右15秒 | 入浴前、朝の準備前 |
| 壁スクワット | 引き締め、脚の土台 | 1〜3分 | 中 | 普通 | 3回 | 帰宅後、入浴前 |
| 椅子立ち座り | 日常動作の強化 | 1〜3分 | 中 | 普通 | 5回 | 作業前の切替に |
| その場もも上げ | 軽い有酸素、気分転換 | 1〜2分 | 中 | 普通 | 左右10回 | 午後の眠気対策 |
| ゆるプランク | 体幹、姿勢の安定 | 10〜20秒 | 中 | 普通 | 膝つき10秒 | 歯磨き後、就寝前 |
| 寝る前ストレッチ | リラックス、回復 | 2〜4分 | 低 | 高い | 深呼吸3回 | 就寝前 |
| 家の中往復ウォーク | 気分転換、活動量UP | 3〜5分 | 低〜中 | 高い | 1分歩く | 食後、在宅ワークの区切り |
続けるための「1週間の組み方」例
「毎日違うと迷う」という場合は、先に型を作ると楽になります。次の例は、頑張りすぎない前提で組んだものです。
迷わないための週間ルーティン例
- 毎日:足踏み1分(ゼロ回避の柱)
- 週2回:壁スクワット(5〜10回)+ゆるプランク(10秒)
- 週3回:寝る前ストレッチ2分
- 余裕がある日:家の中往復ウォーク3分
このように「毎日の柱+週2〜3回のプラス」を作ると、負担が増えすぎず続きやすくなります。
まとめ:ゆる運動は“短く・軽く・戻れる”が正解
家でできる“ゆる運動”は、頑張るためではなく「続く形にするため」にあります。まずはTOP10から1つだけ選び、最小メニューで始めてください。うまくいくコツは、やる気に頼らず、生活動作に組み込むことです。
- 最初の1週間は「短さ」を最優先にする
- 疲れた日は回数を減らしても、ゼロにしない
- 慣れたら“週2〜3回のプラス”を足す
今日できる最小の一歩を積み重ねることが、無理なく体を整える近道になります。









